夫の「限界」を感じた冬
ある年の冬。
飲食店で働いていた夫が、突然こう言った。
「今の店、すごくしんどい。もう仕事行きたくない。」
このとき、異動してから約2ヶ月。
実は夫、**店が変わるたびに“辞めたい病”**が発症する。
だから最初は「またか」と思って、軽く聞き流していた。
でも今回は…明らかに様子が違った。
家でも無口。目もうつろ。
ごはんも残していて、本当に辛そうだった。
だから私は、一緒に心療内科へ行くことにした。
まさかの診断に不機嫌MAX
診察の結果は、
「特に心の病気ではない」というものだった。
ふつうならホッとするところなんだけど、
夫はガッカリしていた。
「病気じゃないなら仕事辞められないじゃん」
「病院に来ても意味なかった」
病院が嫌いな夫は、逆に私に八つ当たり。
「お前が病院に行けって言ったから」っとまで言われる始末…。
そして、運命の異動先へ──
それでも、なんとか会社に頼みこんで異動が決定。
そのときは安心してた。
だけど、その異動先で──
夫は“彼女”と出会うことになる。
(この時点の私は、何も知らずに笑っていた。)
ゆるりとやっております。
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